2022年のmotoGP(モトGP)が始まります。
そこで気になるのがmotoGPのテレビ放送とネット配信です。
今回は2022年のモトGPを見る方法について最新情報を踏まえて纏めてみました。
huluに2022年のmotoGP配信について問い合わせてみた結果
これまでモトGPを見る上で個人的に愛用してきたのが動画配信サービスのhulu(フールー)です。
huluに加入していると、いくつかのライブ配信映像を視聴することが出来るのですが、その中の1つとして2021年まではモトGPがありました。
映像としては日テレG+と同じ映像が配信されていて、実況や解説もG+とまったく同じです。
ネット配信なので、自宅のお風呂などでも見れますし、外にいても生放送を楽しむことができます。
ただ、DAZNのような見逃し配信サービスが無いのが弱点で、ライブ配信を見逃してしまうとそのレースが見れない状態でした。
huluストアで課金するとmotoGPの見逃し配信を視聴できるようになりました。
そんなhuluでのモトGP配信ですが、2022年シーズンについては配信が無くなるかもしれないとTwitterを中心に一部で話題となりました。
実際私も、huluの問い合わせ窓口にメールで今シーズンの配信について問い合わせしたところ、以下の回答があり配信が無くなるのではないかと危惧しました。
Huluカスタマーサポートからの回答
Huluカスタマーサポートです。
恐れ入りますが、お問い合わせいただきました『Moto GP』の2022年シリーズは、現在のところ配信未定となっております。
ご期待に沿う回答とならず申し訳ございません。
今回のご連絡内容は、
権利上の関係もございますため、
2020年は、シーズン開幕の10日前には既にモトGPの配信についてプレスリリースを配信していましたが、2022年は情報が無かったため問い合わせのた訳です。
その後、3月2日にhuluから公式に2022年もmotoGPが配信されることが公表されました。
これまでhuluでモトGPを視聴するには、月額課金が必要でしたが、2021年からはhuluストアで1戦ごとの配信購入も出来るようになっていて、これは2022年も継続されます。
huluは月額1050円(税込み)ですが、1レースだけ見る権利は700円(税込み)で可能で、予選から決勝レースまでが生放送で視聴できます。
ただ、月額会員に比べてhuluストアで1戦毎の購入はデメリットがあります。
それは、放送される映像が日テレG+の映像のみという点です。
月額会員の場合は、日テレG+の映像だけでなく、常時オンボードカメラの映像も見れますし、他にライブトラッキングや空撮映像も楽しむことができます。
また、motoGP以外のコンテンツを楽しめるのも月額会員だけとなっています。
開幕戦は地上波の日テレで珍しく生放送
地上波でmotoGPが放送されなくなって久しいですが、なんと2022年の開幕戦は日テレで生放送されます。
残念なのは、関東ローカルでの放送ということで、全国全ての方が地上波で見れるわけではありません。
そういった場合は、やはりhuluや後述する日テレG+を利用するのが1番です。
1番は日テレG+
motoGPを見るなら日テレG+が1番オススメです。
moto3からmoto2、そしてmotoGPクラスと3クラス全てを生放送します。
実況は日テレのアナウンサーが担当し、解説は坂田和人さん原田哲也さんなど元motoGPライダーが解説を担当します。
そんな日テレG+を視聴するには、スカパーかJCOMなどのケーブルテレビ加入が必要です。
スカパーで見たい1チャンネルだけ契約して料金を最安にする裏ワザ
スカパーは以前までならアンテナが必要でしたが、今は光回線を利用したひかりTVを利用すればアンテナ不要で視聴することができます。
無料で見るならBS日テレ
昔は日テレの地上波でmotoGPの録画放送が毎戦行われていて、日本GPに関しては生放送もされていました。
しかし、その後地上波での放送は無くなってしまいました。
2022年については開幕戦が地上波で放送されます。
先程紹介した日テレG+は有料放送になってしまうので、無料でみたいという人は困ってしまったわけです。
現在、motoGPを無料で視聴する方法としてはBS日テレを利用するしかありません。
そして、BS日テレのmotoGP放送は録画放送で、3クラスが全部フルで放送されるわけではありません。
そのため、motoGPが大好きな私はBS日テレは殆ど見ていません。
motoGPを見るきっかけとしてBS日テレはありですが、本格的に見たいならhuluか日テレG+の契約を考えましょう。
フリー走行やテスト映像も見たいなら公式ビデオパス
日テレG+以上に映像が充実しているのがmotoGP公式の映像配信サービスのVIDEOPASS(ビデオパス)です。
ネット配信サービスなので、加入すればどこでもモトGPを見ることができます。
日テレG+同様に、有料のサービスとなります。
「ビデオパス」では、日テレG+と同様に全3クラスの予選からレースまで全て生配信されます。
そして、日テレG+と異なるのが、予選前のフリー走行も視聴することができる点です。
各レースの金曜日から走行シーンを見ることができます。
また、シーズン開幕前やシーズン閉幕後の各種テストも生配信される点も日テレG+と大きく異なります。
このように映像が充実しているビデオパスですが、実況や解説は英語となり日本語での実況や解説が無い点には注意してください。
海外の一部はDAZNでモトGPを配信
スペインなど海外の一部ではDAZNでモトGPがネット配信されています。
2022年はマルク・マルケスを破ってチャンピオンになったホルヘ・ロレンソがDAZNで解説を努めます
今のところ、日本のDAZNではモトGPの配信はありませんが、去年からマルク・マルケスのドキュメンタリ映像を配信するなど、今後の配信が期待されています。
ただ、仮にDAZNでモトGP配信となった場合、解説を務める人がいないのではないかと危惧されます。
日テレでの放送が無くなれば、現状の解説陣がDAZNに移籍すれば問題ありませんが、F1のように日テレとDAZNでモトGPの放送が並行して行われる場合は、解説陣の確保が課題となりそうです。