
サマリーポケット
月額250円という非常に低価格でトランクルームに荷物を預けられる「サマリーポケット」を利用して2年以上経過したので、今回は実際に使ってみた個人的な評価について綴ってみたいと思います。
サマリーポケットの利用方法と実際に使ってみた感想
今回私が利用したのは、預けた物が1点1点写真で管理できるスタンダードプランのレギューラーボックスです。
預けるまでの流れとしては以下の3ステップとなります。
- 申し込み
- 送られてきたダンボールに預ける荷物を詰める
- 集荷を依頼して、送る
申し込み

サマリーポケットの申し込み開始
まずは申し込みを行います。
iPhone用またはAndroid用のスマホアプリをダウンロードします。
ダウンロードしたアプリを開いて「今すぐボックスを取り寄せる」をタップして、必要なダンボールの量を入力して、申し込みを行って下さい。

サマリーポケットの新規申し込み
スマホが無い場合やアプリを使いたくない場合は、スマホやパソコンから下記サマリーポケットのウェブページにアクセスして、「新規登録(ボックス取り寄せ)はこちら」というボタンを選択します。

次に、先程紹介したプランの中からどのプランを利用するのか決めて、送ってもらうダンボールの数量を指定します。
料金は送ってもらうダンボールの数量で決まるので、必要最低限の数量にしましょう。

利用するプランとダンボールの数量を選択します
今回私はスタンダードプランのレギューラーボックスを1個申し込みました。
次に、サマリーポケットの料金を支払うためのクレジットカード情報を登録します。

料金を支払うクレジットカード情報の登録
続いて、先程指定したボックス(ダンボール)をいつ自宅に送ってもらうかの日時の指定を行います。
この時に、ボックスの集荷日時も指定可能です。

ダンボールを送ってもらう日時の指定
私の場合は、申し込み時点では集荷に来てもらう都合の良い日時が決められなかったので集荷日時は指定せずに、"あとで集荷依頼"をするを選択しました。
"あとで集荷依頼"にした場合の集荷依頼方法については、後で解説しています。
クーポンまたは招待コードを持っている場合は入力します。
持っていない場合は、空欄のまま次へ進むを選択します。

サマリーポケットのクーポンか招待コードを持っている場合は入力
最後にこれまで入力してきた内容に間違いがないか確認します。

申し込み内容の確認
申し込み内容に間違いがなければ、それで申し込みを行います。

申し込み完了
送られてきたダンボールに荷物を詰める
申し込みから最短翌日にはサマリーポケットから荷物を詰めるためのダンボールが送られてきます。
送られてきたダンボールには、荷物を詰めた後に送るための伝票が添付されています。
送り先や、こちらの住所などは印字済みなので自分自身で何かを記入する必要は殆どありません。
送られてきたレギューラーボックスのダンボールを組んで、中に預ける物を入れていきます。
サマリーポケットに預けられない物
サマリーポケットから送られてきたダンボールに荷物を入れる際の注意点として、預けられない物があります。
一般常識的に預けるものではありませんが、念の為以下に記載しておきます。
- 現金、通帳、切手、印鑑やクレジットカードなど貴重品に分類されるもの
- ライターやマッチ、塗料などの可燃物
- 農薬や化学薬品などの危険物
- 食料品
その他保存環境など気になる点はサマリーポケットのFAQを御覧ください。
https://pocket.sumally.com/#faq
レギューラーボックスに詰め込めた量
今回私はサマリーポケットのレギューラーボックスに、当分不要となるダウンジャケットなど冬服を詰め込みました。
詰め込んだ量ですが、合計で10着ほどで、ダウンジャケットが5着、ダウンベストが3着、セーターが2着という内訳です。
個人的な感想として、レギューラーボックスでもかなり入る印象です。
サマリーポケットに預ける荷物を詰め込んだら、ダンボールをガムテープで閉じて、集荷依頼を行います。

ダンボールの梱包完了
集荷依頼は当日も可能
集荷依頼はサマリーポケットのスマホアプリを使って行います。
アプリをインストールして、申込み時に登録したIDとパスワードでログインします。
アプリ内のメニューから集荷の申し込みを選択します。
そうすると下記画面が表示されるので、集荷の日時を指定します。

サマリーポケットの集荷申し込み
集荷日時の指定ですが、私が4月22日にアプリで指定を行おうとしたら、指定できるのは3日後の4月25日からでした。

集荷の指定は、3日後から指定可能
それでは困るので、当日集荷してもらうために、直接ヤマト運輸に連絡をして当日集荷してもらうことにしました。
尚、クロネコヤマトのクロネコメンバーズだとネットから当日の集荷依頼も出来るので非常に便利ですよ。
ヤマトの集荷依頼をしたら、サマリーポケットから送られてきていた伝票をダンボールに貼って待つのみです。
集荷が完了したらアプリで連絡
集荷に来たヤマト運輸にサマリーポケットのダンボールを無事渡したら、サマリーポケットのアプリから当日発送の報告を行います。

当日発送の連絡
「当日発送の報告を完了する」を選択すると、下記メッセージが表示されます。
ヤマト運輸に荷物を渡していたら"はい"を選択してください。
以上で、サマリーポケットへの入庫手続は完了です。

サマリーポケットへの入庫手配完了
発送してから約1週間で入庫状況が反映される
ダンボールを送ってから約1週間後(土日休日含む)、サマリーポケットから入庫の連絡がありました。
今回私の場合は、1点1点写真で管理されるスタンダードプランを利用したので、入庫後に写真撮影が行われ、アプリで預けた品物が表示されるようになりました。

サマリーポケットに預けた品物が写真でわかる
ダウンコードも620円からクリーニングできる
サマリーポケットのスタンダードプランだと、預けた衣類などをクリーニングに出すこともできます。
今回私は冬物のダウンジャケットやダウンベストなどをトランクに預けたのですが、そのうちの何点かをクリーニングに出すことにしました。
ちなみにクリーニングの料金は品物に関係なく一律となっています。
※一部高級ブランド品は別料金です。
サマリーポケットのクリーニングにはスタンダードコースとプレミアムコースの2種類あります。
スタンダードコースは1品あたり620円で、一般的なクリーニング内容となります。
クリーニング料金は900円からに値上げされました

サマリーポケットのクリーニングメニュー
それに対して、プレミアムコースは、1品あたり880円でアクアプラスと呼ばれる汗など水溶性の汚れも除去するクリーニングを行います。
アクアプラス自体は、他のクリーニング店などでも取り扱っている手法で、サマリーポケット特有のものではありません。
今回はダウンジャケットをプレミアムコースで1点クリーニングに出すことにしました。
街なかにあるクリーニング店やネットの宅配クリーニングでもダウンは1点あたり2000円から2500円近くしますが、それが620円でできるのはちょっとお得な気分です。
クリーニングの出し方は簡単で、写真一覧からクリーニングに出すアイテムを選択して、クリーニングを選択し、クリーニングのメニューを選択するだけです。

サマリーポケットに預けた衣服からクリーニングを出す

クリーニングの料金確認

クリーニングの指示完了
一般的なトランクルームとの違いを整理
サマリーポケットを利用すると、一般的なトランクルームのように自分で荷物を持っていく必要がありませんし、なにより低額かつ少量から預けることができるので使い勝手が非常にいいです。

一般的なトランクルームの費用
サマリーポケットの料金体系
サマリーポケットは、預けられるダンボールの大きさや、オプション料金によって月額の費用が変わってきます。
最も安いエコノミープラン
月額250円から利用できるのがエコノミープランです。
レギューラーボックスとラージボックスというダンボールの大きさで料金がそれぞれ異なります。

レギューラーボックスの大きさ

ラージボックスの大きさ
- レギューラーボックス(幅38cm × 奥行38cm × 高さ38cm):月額250円
- ラージボックス(幅68cm × 奥行47cm × 高さ35cm):月額440円
スタンダードプラン
続いて紹介するのがスタンダードプランです。
預けられる量はエコノミープランと同じなのですが、預けた荷物を1点ずつ写真で管理することができます。
エコノミープランだと預けたのがどういったものなのか、大雑把にしか分からないのに対して、スタンダードプランだと1点1点後で分かるようになっているという違いがあるわけです。
写真管理する分、料金はエコノミープランに比べて若干高くなります。
- レギューラーボックス(幅38cm × 奥行38cm × 高さ38cm):月額300円
- ラージボックス(幅68cm × 奥行47cm × 高さ35cm):月額550円
- アパレルボックス(幅60cm × 奥行38cm × 高さ20cm):月額300円
また、スタンダードプランだと、横幅が大きいアパレルボックスというダンボールに荷物を詰め込むことも可能となっています。

アパレルボックスの大きさ
ブックスプラン

ブックスプランで預けられる本の量
最後に紹介するのがブックスプランです。
これはその名の通り、本を預けるプランです。
月額400円でレギューラーボックスよりも少し小さい(幅35cm × 奥行33cm × 高さ29cm)大きさのダンボールに本を詰め込んで預けることが出来ます。
そして、預けた本の表紙やタイトルが一覧で確認できるようになっているので、どんな本を預けているのか後で分かるようになっています。
預けた物を取り出す際にかかる費用
サマリーポケットで預けた物を取り出して、自分の所へ郵送してもらうのにかかる費用は、各BOXのサイズによって下記のように異なります。
- レギューラーボックス:1000円
- ラージボックス:1200円
- アパレルボックス:1000円
- ブックスボックス:1000円 ※1冊から取り出す場合は300円から可能