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Revolutがクレカ及びプリペイドカードと一部デビットカードチャージに手数料を課す改悪

Revolutがクレカからのチャージに手数料を課す改悪を発表
Revolutがクレカからのチャージに手数料を課す改悪を発表

Revolut(レボリュート)は2023年5日から各種カードによる残高チャージに対して1.7%の手数料を徴収することを利用者へアナウンスしました。

例えば1万円をクレジットカードでチャージした場合、170円の手数料が発生することになります。

クレジットカードだけでなくプリペイドカードや一部デビットカードからのチャージも手数料発生

Revolutへのチャージはプリペイドカードや一部デビットカードからも手数料あり
Revolutへのチャージはプリペイドカードや一部デビットカードからも手数料あり

各種カードによるチャージに対して1.7%の手数料が発生するようになるが、これはクレジットカードだけでなくプリペイドカードや一部デビットカードも含む

Revolutのサイトではチャージにおいて手数料がかかるカードとして以下を挙げている。

  • VISAブランドのクレジットカード及びプリペイドカード
  • 日本国外で発行されたVISAブランドのデビットカード(ビジネスカードなどのコマーシャルカードも同様)
  • Mastercardブランドのデビットカード、クレジットカード及びプリペイドカード

これまでIDAREなど一部プリペイドカードからRevolutへチャージすることが出来ましたが、今後はチャージ時に手数料が発生するため一旦IDAREを経由してRevolutにチャージするルートは実質使えなくなって終了ということになります。

IDAREの出口戦略とRevolutへチャージを検証

また、現在は停止されているMastercardブランドのカードによるチャージについても、今後停止が解除された場合でもデビットカード含めて手数料がかかることになります

クレジットカードの修行で利用するメリットは無くなる

これによって実質Revolutへのクレジットカードチャージはメリットは無くなる

これまでクレジットカードの修行でRevolutを使っていた人は、他の代替手段を考えることになる。

候補としてはKyashB/43IDAREなどが妥当な選択肢だろうか。

銀行振込と国内発行Visaデビットカードからのチャージは手数料無料のまま

今回の改悪発表において、銀行振込と国内発行のVISAデビットカードによるチャージに関しては、引き続き手数料無料のままであることが発表されている

銀行振込は別として、デビットカードによるチャージに手数料がかからないのは解せないが、利用者の立場でいえば、まだRevolutを活用できるケースが残るのはありがたい。

ただ、デビットカードを使ったチャージに関しても2022年にマスターカードブランドのデビットカードからのチャージが停止され、未だに解除されていない

JCBブランドのカードは元々Revolutチャージできない。

そして、GMOあおぞら銀行や楽天銀行などVISAデビットカードは、Revolutへのチャージは出来ますが、ポイント還元やキャッシュバックの対象外となるなど、デビットカードのチャージに関しても叙々に改悪が進んでいる状況です

現状ソニー銀行のVISAデビットカードであれば、Revolutへのチャージで最大2%の還元率を得ることが出来ますが、こちらも最近Revolutへのチャージは30日に1回までと制限が加えられたばかりです。

メタルプラン、プレミアムプランの解約違約金を一定期間無料に

Revolutには無料のスタンダードプランの他に月980円のプレミアムプランと月1980円のメタルプランがあります。

メタルプランはRevolutカードの決済で1%の還元率があるため、ポイ活のヘビーユーザの方で利用されている方もいましたが、今回の改悪によってポイ活という面ではメリットがかなり無くなりましたので、解約することになります。

ただ、Revolut側の対応もよく、なんと2023年5月17日までに連絡すれば解約違約金がかかることなく、解約することが可能です。

この度の改定を踏まえ、スタンダードプランへの変更をご希望されるメタルプラン又はプレミアムプランをご利用中のお客様におかれましては、2023年5月17日までに当社アプリのチャット機能を通じてその旨のご連絡をいただければ、お客様に違約金の適用がある場合においても違約金は発生せず、また、年会費をお支払済みのお客様の場合においては、未使用の期間(ただし、月割計算になります。)に相当する金額をご返金いたします。

クレジットカードからのチャージに手数料が発生するカードは他にもある

今回のRevolutのようにクレジットカードからのチャージに対して手数料が発生するカードは他にもあります。

具体例としては、ANA VISAプリペイドカードです。

ANA VISAプリペイドカードは、VJAグループが発行するVISAもしくはマスターカードブランドのカードからのチャージは手数料無料ですが、それ以外が発行するVisaやマスターカードのカードからチャージした場合は1回あたり204円もの手数料がかかります

他にもチャージできるカードを自社関係のカードに限定するプリペイドカードなどもあります。

いずれのケースもプリペイドカードへのチャージに他社のカードを使われた際に支払う2%~3%程度の手数料が負担であるからです。

サービス立ち上げ当初など認知度を高めるうえで、宣伝広告費の意味もあり手数料負担を受け入れていますが、それだと利益が出ないためいずれは改悪されると考えて利用した方が良いです。

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