Moto Z 光学10倍ズーム可能なスマホの国内価格が海外に比べて3万円以上高くて残念すぎる

モトローラーからサードパーティのカメラモジュールを合体させることで光学10倍ズームでの撮影が可能になるSIMフリースマートフォン「Moto Z」と「Moto Z Play」が10月に発売されることが発表されました。

Moto ZとMoto Z Playの仕様やスペックについては既にいくつかのIT系サイトで解説されているのでそちらを見ていただければと思いますが、この2機種の最大の特徴はバッテリーやスピーカー、デジカメのようなカメラモジュールをスマホ本体に装着して追加することでスマホをパワーアップできるところ。

スマホでも光学ズーム採用例が増えつつある

今年に入ってASUSのZenfone ZoomやiPhone7Plusなどで光学ズームが可能になってきました。

Zenfone Zoom使用レビュー 光学3倍ズームカメラ搭載のSIMフリースマホ

iPhone7Plusは光学2倍、Zenfone Zoomは3倍まで光学ズームできますが、「Moto Z」と「Moto Z Play」に"ハッセルブラッド トゥルーズームカメラ"を装着すると光学10倍ズームして写真撮影可能なスマホに変身します。

Moto Z ハッセルブラッド トゥルーズームカメラ

Moto Zの国内価格と海外価格の比較

カメラモジュールと合わせることで光学10倍ズーム可能な「Moto Z」と「Moto Z Play」の気になる価格ですが日本国内では、それぞれ税込で9万2664円、5万8104円となっています。

Moto Z

Moto Z Play

これに対して内蔵記憶容量が32GBと国内の64GBとは異なりますが、海外SIM購入フリースマホなどを扱うEXPANSYSでグローバルモデルの価格を確認すると、税抜きで5万8590円、国内への輸入関税を入れても約6万円という価格でMoto Zが手に入ります。

EXPANSYS

エクスパンシスでスマホを購入する方法と発生する関税について徹底解説

所感

内蔵記憶容量の差を考慮しても、約2万円は国内版の方が高いといえる状況で、更に今は円高という環境でこの差を見てしまうと、国内版を購入する気が失せてしまいました。

他のスマホとは一線を画する着せ替え機能によって、機能を拡張できる素晴らしいスマホなので、是非とも価格改定をして頂いて国内と海外版の価格差を是正して欲しいところです。

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