
丸井が発行するクレジットカードで、赤いカードでお馴染みのエポスカード。
私もカードを作ってからもう10年以上経っていて、今はゴールドカードの方を利用しています。
今回は、そんなエポスカードについて、メリットとデメリットをまとめてみましたので、これから作ってみようと思っている方や、作ってみたけど、放置してしまっている方なんかに改めてどういう特徴があるのかを理解してもらえるきっかけになればなと思っています。
エポスカードの基本情報
まずは、エポスカードの基本情報をおさらいしておきます。
- 年会費:永年無料
- ポイント還元率:0.5%
- 国内旅行傷害保険:なし
- 海外旅行傷害保険:あり
- 電子マネーへのチャージ:あり
エポスカードは、初年度だけでなく2年目以降も年会費が0円のクレジットカードです。
クレジットカード払いした額に対して0.5%分がポイントとして貯まるので還元率は基本0.5%となります。
エポスカードのメリット
ここからはエポスカードのメリットについて紹介していきます。
マルイをはじめとした丸井グループ店で10%割引
マルイやモディでは年に4回エポスカード保有者限定のセールを行っています。
セールの内容としては、 エポスカード
で支払うと商品代金から10%割引が行われるというもので、非常に人気があります。
人気がある理由として、マルイやモディ店舗内にあるユニクロや無印良品といった人気ファストファッション店でのショッピングでも10%オフとなるからです。
年会費無料のゴールドカードが持てる
エポスカードには、上位ステータスカードとしてゴールドカードとプラチナカードがあります。
その中でも国内と海外の空港ラウンジが利用できるゴールドカードは、一般的には年会費が有料ですが、なんとエポスゴールドカードは年会費無料で持つ事が出来ます。
それも初年度だけでなく、永年無料でゴールドカードを持つことが出来るのです。
ただ、エポスゴールドカードの年会費を永年無料で作るためには条件があり、それは、インビテーション(招待)を受ける必要があることです。
エポスゴールドカードへのインビテーションを受けるには、エポスカードを保有していて、一定金額を利用する必要があります。
私の場合は、一ヶ月間に30万円以上利用した途端にインビテーションが送られてきました。
インビテーションが送られてくる条件は公表されていませんが、エポスカードを長年利用していて、30万円以上利用した人や、年間で50万円から100万円程度利用した人に送られてくることが多いです。
尚、インビテーションを受けなくてもエポスゴールドカードは、年会費を永年無料に出来ます。
それは、エポスゴールドカードをいきなり作って、年間で50万円以上利用することです。
初年度だけ5000円の年会費が発生しますが、次年度以降の年会費は無料となります。
インビテーションを受けるまで待っていられないという人は、いきなりゴールドカードを作って、年間で50万円以上利用してしまうという方法もありです。
エポスゴールドカードとエポスカードの違い
エポスゴールドカードとエポスカードで大きな違いとして、以下の5点が挙げられます。
- 空港ラウンジが無料で利用できる
- ポイントの有効期限が無くなる
- 自分で指定した利用において還元率を3倍の1.5%に上げることができる
- 年間利用額に応じてボーナスポイントが貰える
- 保険金額のアップ
兎にも角にも、年会費無料のゴールドカードでこれだけの特典を受けられるので、お得度が半端ないです。
家族カードも無料で作れてしまう太っ腹
そんなお得度が半端ないエポスゴールドカードですが、最近になって、更にオトクなサービスが始まりました。
それが、エポスファミリーゴールドです。
これは、家族内で一人エポスゴールドカードを持っていれば、二等親以内の親族に対して、年会費無料のゴールドカードを新たに発行できるというものです。
これまで空港ラウンジを無料で利用しようとすると、ゴールドカードを持っている自分一人だけしか無料で利用出来ませんでしたが、家族向けのゴールドカードを発行することで、家族みんなで空港ラウンジを無料で利用できるようになります。
そんなメリット一杯のエポスファミリーゴールドですが、唯一のデメリットとしては、JQカードエポスゴールドを持っている場合、家族に発行されるのは通常のエポスゴールドカードになって、ポイントをシェアできない点です。
投資信託の購入でポイント還元
丸井グループが新たに設立したtsumiki証券を利用すると、投資信託の購入がクレジットカードで可能となります。
日本国内でクレジットカードを利用した投資信託の購入はtsumiki証券が初めてです。
クレジットカードを利用するので、当然ですが、投資額に対してポイント還元があります。
ポイント還元がある分だけ、現金で投資するよりもお得になります。
tsumiki証券で利用できるクレジットカードは、エポスカードに限定されるので、そういった意味でもエポスカードを持つメリットとなります。
飲食店だけでなく映画館や水族館などでの多種多様な割引優待制度
エポスカードの特徴の1つとして多種多様な割引優待制度があります。
マックやファーストキッチンなどファーストフード店での割引があります。

エポスカードでの優待が利用できる店舗と利用できない店舗があるので、詳細は、エポスカード発行後に確認してみてください。
また、飲食だけでなく、映画館のチケットが300円割引になる特典もあります。

更に、サンシャイン水族館や江ノ島水族館、横浜・八景島シーパラダイスなどの割引も充実しています。

貯まったポイントが使いやすい
エポスカードの利用で貯まったエポスポイントは、1ポイント1円として利用できます。
別途エポスVISAプリペイドカードを作ると、エポスポイントを1ポイントからチャージして利用することが出来ますし、Amazonギフト券にも1ポイントから交換できます。
クレジットカードによっては、ポイントの利用に最低交換ポイント数が決められているなどして使い勝手が悪いカードもありますが、エポスポイントなら1ポイントから利用可能なので使いやすいです。
※一部は500ポイント以上でないと利用できません。
楽天カードやライフカードと異なり後払い方式のバーチャルカードが作れる
バーチャルカードというものをご存知でしょうか?
実際のカードが発行されるわけではなく、仮想のクレジットカードという物になります。
これはエポスカードだけが独自に発行しているのではなく、他にもライフカードのVプリカや楽天カードの楽天バーチャルカードなどがあります。
ただ、これらとエポスバーチャルカードが異なる点があります。
それは、他のバーチャルカードが事前にチャージして利用する方式なのに対して、エポスバーチャルカードは、通常のクレジットカード同様に後払い方式なのです。
Vプリカや楽天バーチャルカードは、新しいバーチャルカードを発行する度に、チャージが必要となりますが、エポスバーチャルカードは不要なので、気兼ねなく使い捨てのクレジットカードを作れます。
使い捨てのクレジットカードを作れるので、信頼性が低いサイトでの利用に適しています。

因みに、ここでは触れませんが、このエポスバーチャルカードを利用することで、色んな裏技を利用することが出来ます。
このようなエポスバーチャルカードをエポスカード保有者は作ることが出来ます。
エポスバーチャルカードを作りたいがためにエポスカードを作る人もいるほどです。
メインのクレジットカードは楽天カードにして、併用する形でエポスカードを作っても良いと思いますよ。
年会費無料では珍しい海外旅行傷害保険が自動付帯
年会費無料のクレジットカードでも、海外旅行傷害保険が付いているカードはありますが、その殆どが利用付帯で自動付帯となっているカードは少ないです。
利用付帯のクレカは、旅行代金をそのクレカで支払っていないと保険が適用されませんが、自動付帯のクレカは、クレジットカードを持っているだけで、保険として利用できます。
因みに、年会費無料のクレジットカードで、国内旅行傷害保険と海外旅行傷害保険が充実しているのは、 横浜インビテーションカード(ハマカード)
です。
横浜に関係無いと作れないと思ってしまうかもしれませんが、誰でも作れるクレジットカードです。

保証人不要で家賃を支払えてポイントも貯まる

住むところを賃貸契約する際に、面倒なのが保証人の手続きです。
私の場合、社会人になったときには既に親が定年を過ぎて働いていなかったので保証人にすることが出来ませんでした。
そういった時に役立つのが、保証人不要のサービスや、保証会社を利用する方法です。
エポスカード保有者であれば、保証人不要で賃貸契約をすることが出来る「ROOM iD」というサービスを利用できます。
エポスカード|保証人おまかせプランROOM iD|ROOM iD おすすめポイント
家賃をエポスカードで支払うことが出来るので、ポイントもどんどん貯まって口座振替で支払うよりもお得です。
Amazonなど特定ネットショッピング利用時はポイント2倍以上

エポスカードのマイページにログインして利用できる「たまるマーケット」というサービスを利用して、Amazonで買い物をすると、通常のポイント以外にボーナスポイントが付きます。
そのため、通常はポイント還元率0.5%ですが、Amazonでの利用時は1%にすることが出来ます。
これは、Amazonに限った話ではなく、他のネットショップでも同様です。

例えば、家電量販店のノジマを利用すると、還元率は2.5%以上にもなります。

エポスカードのデメリット
ここまでエポスカードのメリットを紹介してきましたが、もちろんメリットばかりではありません。
年会費無料のクレジットカードなので、他のクレジットカードに比べて劣る部分もあります。
ポイント還元率が少し低い
エポスカードの通常還元率は0.5%です。
年会費無料のクレジットカードでもリクルートカードや
REX CARDは還元率が1.2%にもなりますから、見劣りしてしまいます。
個人的には、エポスカードは、ゴールドカード狙いで利用するものと思っています。
エポスゴールドカードをインビテーションで手に入れるまで利用し、それ以降は、リクルートカードなどと併用するのが良いでしょう。
尚、還元率1%で人気のプリペイドカード「Kyash」の自動チャージとしてエポスカードを設定しておくことで、還元率は大幅に改善できます。
国内旅行傷害保険が無い
エポスカードは、海外旅行傷害保険が自動付帯なっている点がメリットなのですが、国内旅行傷害保険については、利用付帯でも付いていません。
そのため、国内旅行傷害保険については、他の年会費無料のクレジットカードで補いましょう。
先程紹介した横浜インビテーションカードでも良いですし、年会費無料で還元率が1.2%を超えるリクルートカードも良いですね。
エポスカードに関するまとめ
エポスカードに関するメリットとデメリットを解説してきましたが、還元率を除けばかなりお勧めできる年会費無料のクレジットカードです。
特に年4回ある10%割引のセールを利用できる点や、年4回ゴールドカードを入手できる点は利用しない方が損だと思っています。
まずは、インビテーションを受けられるように一年はメインカードとして使ってみるのをお勧めしますよ。