WordPressを使ったブログを立ち上げるのに必要となるのがレンタルサーバです。
レンタルサーバで、ここ最近人気となっているのがConoHa WING(コノハウィング)です。
実際私もこのブログを始め、複数のブログでConoHa WINGを1年以上利用しています。
高速表示が謳われるConoHa WINGですが、個人的には他社と違って非常に使いやすいUIが一番のメリットだと思っています。
管理画面が使いやすいので、レンタルサーバが初めての人にもオススメできます。
ConoHa WINGでブログを立ち上げる手順
ここからは、ConoHa WINGを使って一からWordPressのブログを構築して立ち上げ手順を解説していきます。
ConoHa WINGのアカウントを作成する
まず最初にConoHa WINGのサイトにアクセスして申し込みボタンを押します。
ConoHaアカウントを新規作成する画面が表示されます。
初めてご利用の方の方にメールアドレスとパスワードを入力します。
ここで入力したメールアドレスとパスワードは、ConoHa WINGの管理画面にアクセスする際に必要となるので、忘れないように注意してください。
プラン選択と初期ドメインの設定
次に、プランを選択します。
今回は、WordPressのブログをめちゃくちゃ簡単に作成できる「WordPressかんたんセットアップ」の利用と、独自ドメインを無料で取得するためWINGパックのプランを選択します。
WINGパックの中では、一番安いベーシックで十分です。上位プランとの違いはデータ保存に使えるSSD容量だけなので性能面で違いは無いので最初のブログ構築という面で考えるとベーシックで十分な訳です。
より高性能を求めるならば、CPUやメモリ量が確保されるリザーブドを選択しても良いです。
ココがポイント
WordPressかんたんセットアップを使うことで、WordPress本体のインストールから独自ドメインの設定、WordPressテーマのインストールまでを完全自動でセットアップしてくれるので、初心者は間違いなく且つ戸惑うことなくWordPressのブログを開設できるようになっています。
WINGパックは3ヶ月から36ヶ月から選ぶことが出来ます。
特にキャンペーンが開催されていなければ、一番期間が短い3ヶ月で良いかと思います。
ココがポイント
続いて初期ドメインを設定します。
初期ドメインは、独自ドメインを利用する場合はほとんど意味をなさないので任意の文字を入力してもらえればと思います。
独自ドメインは使わない場合は、初期ドメインがブログのURLになります。
サーバー名は、初期状態で入っている文字列のままでも構いませんし、自分で任意の名称を付けても大丈夫です。
なぜなら、ConoHa WINGでブログを始める上でこのサーバー名を使うことは基本的にありません。
WordPressかんたんセットアップの設定
次に、ConoHa WINGが先駆けて始めたWordPressかんたんセットアップ機能を利用します。
WordPressかんたんセットアップとは?
WordPressサイトの開設に必要なレンタルサーバー、独自ドメイン、WordPress、WordPressテーマ、SSLをまとめて一括でお申し込み、自動的に設定される機能です。通常、各サービス毎に契約・設定を行う必要がありますが、「WordPressかんたんセットアップ」を利用するだけでWordPressサイトの運用に必要なすべてをすぐにセットアップできます。
これを使うことで、WordPressブログの開設が初めての人でも戸惑うことなくWordPressのインストールからブログの設定まで自動で行われます。
WordPressかんたんセットアップでは以下の項目を入力します。
- サイト名:ブログ名になります。あとで変更可能です。
- サイト用新規ドメイン:ブログのドメインになります。
- WordPressユーザ名:WordPressにログインする際のユーザ名になります。
- WordPressパスワード:WordPressにログインする際のパスワードになります。
- WordPressテーマ:WordPressと同時にインストールするテーマを選択します。
サイト用新規ドメイン欄には、自分のブログドメインにしたい文字列を入力して、.comや.bizなどのgTLD(一般トップレベルドメイン)を選択して検索ボタンを押します。
ここで、すでにドメインが他で取得されている場合は、「このドメインは取得できません。」と表示されるので、他の文字列にして再度検索ボタンを押してください。
ドメイン名が空いている場合は、「このドメインは取得できます」と表示されます。
ブログ名からWordPressテーマまで選択したら、料金したにある次へボタンを押します。
なお、今回WordPressテーマは無料なのに有料テーマ並の機能を有するCocoon(コクーン)を選択していますが、SANGOやJINは後からConoHa WINGの管理画面上で購入することも可能です。
因みに、本ブログは有料テーマのアフィンガーを利用しています。
申込者情報の入力とSMS認証
次に、ConoHa WINGを申し込む自分自身の情報を入力します。
なお、ここで入力した住所宛に郵便物が届くような事はありませんが、独自ドメイン取得者情報として利用されますので正しい情報を入力する必要があります。
後述しますが、ドメイン所有者として個人情報が一般に公開される事はありません。
次に携帯電話によるSMS認証を行います。SMS認証ではなく電話認証も可能です。
今回は携帯電話を入力してSMS認証を行いました。
スマホに届いたSMS記載の認証コードを入力して送信ボタンを押します。
支払い方法
ConoHa WINGの支払い方法はクレジットカードと、ConoHaカードの2択です。
クレジットカードを作れない学生の方などは、事前にConoHaカードを購入することで支払いに充当できます。
今回は、クレジットカードで支払いを行いました。
クレジットカード情報を入力したら申し込みボタンを押します。
WordPressのかんたんセットアップを使ったブログの立ち上げ
支払い手続きが完了すると、WordPressかんたんセットアップが開始されてWordPressのインストールとブログの立ち上げが行われます。
ここで表示されるDBユーザー名とDBパスワードは必ずメモしておいてください。
データベース(DB)のユーザ名やパスワードは、WordPressを使ったブログ運営で常に必要となる訳ではないのですが、突然必要となるケースがあるのでその時に困らないようにメモしておきましょう。
これでWordPress用のサーバが起動します。
少し時間経ってもステータスが起動中の場合は、画面更新ボタンを押してください。
起動が完了すると稼働中のステータスになります。
SSL化も自動で行われます。
サイトURLは最初httpとなっていますが、一定時間経過するとhttpsになります。
そのため、SSL有効化という青字のボタンを押す必要は基本的にはありません。
WordPressテーマも自動でインストールされているのでインストールボタンを押す必要はありません。
ただ、テーマはインストールはされていますが、有効化はされていないので、別途WordPressにログインして有効化する必要があります。
WordPressへのログインは、管理画面URLをタップするかクリックして行います。
WordPressかんたんセットアップで入力したユーザ名とパスワードを入力してログインします。
外観メニューのテーマを選択すると、インストールされているWordPressテーマ一覧が表示されます。
ここでWordPressかんたんセットアップで指定したテーマ名を選択して有効化を行います。
これでConoHa WINGでWordPressを使ったブログ開設が完了しました。
後は、記事を書いて公開したり、WordPressテーマの機能を使って各種カスタマイズ設定を行ってブログを装飾していきます。
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独自ドメインに関する認証とwhois代行設定
WINGパックの申し込みで独自ドメインを取得した場合は、登録したメールアドレス宛に、アドレスの有効性認証メールが届いているはずなので、メール内のリンクを開きます。
これで独自ドメインの登録者情報が認証されます。
次に、ConoHa WINGの管理画面を開いて、ドメインの設定状態を確認します。
設定状態を確認するには、管理画面のドメインメニューを開いて、自分が決めた独自ドメインを選択します。
ドメイン情報と契約情報を確認できます。
ここで特に重要なのがWHOIS代行設定がONになっているかどうかです。
WHOIS代行設定がOFFだと、自分自身の住所や氏名が一般公開された状態となり、ドメイン所有者検索機能で第三者の誰もがドメイン所有者の個人情報を確認することが出来てしまいます。
WHOIS代行設定がONになっていれば、以下のようにドメイン検索を行ってもGMOの情報が代わりに表示されます。
以上、ConoHa WINGでWordPressを使ってブログを始める方法の全手順解説でした。
何か分からない点等ありましたら、Twitter等で質問いただければと思います。
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