
今回は、ふるさと納税でHIS旅行券をはじめとした旅行ギフト券が還元率50%という非常に高い還元率で手に入るところの最新情報をお届けします。
「HIS」の旅行券がふるさと納税の返礼品に新登場
まず最初の還元率50%案件は旅行代理店大手のHISが発行する旅行券です。
この旅行券はHISギフトカードと呼ばれていて、街中にあるHISの国内営業所や特約代理店、ハウステンボスでの支払いに利用できるのですが、その特徴は有効期限が無いことです。
他のJTBトラベルギフトなどは利用期間が定められていますが、HISの旅行券は有効期限が無く失効する心配がありません。
そんなHISの旅行券が、2018年4月から佐賀県みやき町の返礼品としてラインナップされました。
還元率はなんと57%

佐賀県みやき町へのふるさと納税で入手できるHISの旅行券ですが、当初は2万円の寄付で1万円分の旅行券が返礼品として提供されていました。
2018年12月15日時点では、還元率50%は変わりませんが、最低寄付額は10万円からとなっています。

そして、「ふるなび」からみやき町へのふるさと納税することで寄付額に対して7%分のAmazonギフト券が追加で貰えるので、なんと還元率は57%にも達します。
ふるさと納税による旅行券の返礼品は2019年5月末で実質終了
ついに総務省が、通達を守らない自治体が多いことから強制力のある対応をとることが濃厚となりました。
最新情報では、2019年6月1日以降のふるさと納税については、総務省が認めた自治体以外への寄付については、税金の所得控除から対象外となる予定です。
当然、換金性が高い且つ地元の産品ではない旅行券やギフト券を返礼品に指定している自治体は総務省から許可が得られませんので、これまでのように自己負担2000円でお得な返礼品を貰うことは出来なくなります。
そのため、現在各自治体はなりふり構わず、金券類を返礼品にして税金を集めようとやっきになっているわけです。
ふるさと納税の制度としての問題点ではありますが、利用者としては今のうちに金券類の返礼品をもらうようにした方がいいと考えています。