
THEOを運営するお金のデザイン社オフィス
ロボアドバイザーのTHEOは、各企業とコラボレーションしたサービスとしてTHEO+(プラス)を運営しています。
THEO+の中で有名なのがNTTドコモと連携してサービスを行っている THEO+docomo
です。
THEOとTHEO+docomoの違い
THEOとTHEO+docomoの違いですが、投資先内容であったり、最低投資額といった資産運用サービスについては違いはありません。
これは、THEO+docomoを利用したとしても、口座自体はお金のデザイン社が運営するTHEOとして開設されるからです。
THEO+docomoのメリットはdポイントが貯まること
THEO+docomoは、本家のTHEOと違い運用している資産額に応じてdポイントが貯まるというメリットがあります。
溜まったdポイントは、残念ながらTHEOでの投資には使えませんが、ドコモが運営するポイント投資というサイトを利用することで、dポイントを利用した投資ができます。
実はこのポイント投資は、お金のデザイン社が運用しているTHEOでの価格に連動してdポイントの残高がプラスになったり、マイナスになります。
そういった意味では間接的にdポイントでTHEOを利用しているとは言えます。
THEO+docomoのデメリットは手数料が高いこと
THEO+docomoのデメリットは、THEOに比べて実質手数料が高いことです。
実は、2019年11月からTHEO+docomoでも手数料の引き下げが行われるのですが、それは年会費1万円のクレジットカード「dカードゴールド」を持っていて、なおかつdカードゴールドでおつり積立の設定している人に限定されます。
dカードゴールドは、ドコモの利用者であれば、ドコモの料金に対して10%分のポイントが付くなどメリットがありますが、それ以外の人にはメリットはありません。
また、dカードゴールドでおつり積立が利用できるのはドコモが販売している端末のみとなります。
そのため、THEO+docomoはドコモを契約していない人も利用できますが、利用するメリットがは殆どありません。
そのため、これからTHEOを利用しようと思っているならば本家のTHEOで口座開設して利用した方が良いです。
THEO+docomoはドコモを契約者以外も口座開設できる
私自身は、もともと本家のTHEOに口座開設して利用していました。
これはTHEO+docomoは、NTTドコモの契約をしていないと利用できないと思ったからです。
しかし、お金のデザイン社のセミナーに参加して社員の方に確認したところ、dアカウントさえあればTHEO+docomoを利用できるということでした。
dアカウントは誰でも開設できるので、事実上だれでもTHEO+docomoの口座開設は可能ということになります。
docomoのロゴがあるのでドコモを利用していないと使えないと思う人もいるのではないでしょうか?
THEOからTHEO+docomoへの移行も可能
先程も述べたように私自身は既に本家THEOで口座開設をして資産運用を行っています。
そういった既にTHEOを利用している人でも、THEO+docomoにサービスを切り替えることが出来ます。
間違っても、THEO+docomoを利用するために、THEOを解約するようなことはしないようにしましょう。
一度解約してしまうと、解約した年度中は再度THEOやTHEO+docomoのアカウントを開設することができません。
移行手順
実際にTHEOからTHEO+docomoに移行してみたので、手順を解説します。
まずTHEOにログインします。

ログインしたら、マイページを開いて「THEO+docomoへ切り替える」という文字の部分を選択します。
次にTHEO+docomoへ切り替える上での注意事項が表示されます。

注意点としては、一度アカウントを切り替えると、再度本家のTHEOへ戻すことは出来なくなるという点です。
THEO+docomoへの切り替えに同意して、切り替えるボタンを押すと、dアカウントのログイン画面が表示されます。

次に、THEO+docomoのサービス連携に同意します。

これでTHEOからTHEO+docomoへのアカウント切り替え作業は完了です。

今後は、dアカウントのIDとパスワードでログインして利用することになります。

(まとめ)ドコモユーザ以外はTHEO+docomoの利用価値はない
今回は、ドコモ契約以外でもロボアドバイザーのTHEO+ドコモが利用出来ることと、既にTHEOを利用している人も、簡単にTHEO+ドコモへと切り替えることが出来ることを紹介しました。
しかし、2019年8月時点において、ドコモと契約している人以外はTHEO+docomoの使うメリットはありません。
手数料が通常のTHEOに対してかなり割高になります。
そのため、スマホの回線としてドコモ以外のauやソフトバンク、格安SIMを使っている人は通常のTHEOを利用しましょう。