ロボフォリオはセキュリティに懸念あり?実際に使ってみた感想

複数の証券口座で保有している銘柄や資産状況を一括管理できるロボフォリオ

2020年1月にサービスが終了したマイトレードの代りに利用できないかと思い使ってみました。

ロボフォリオを実際に使ってみて感じたこと、分かったことがあるので、解説していきます。

無料で複数の証券口座情報を一括管理出来るのが便利

ロボフォリオは、完全無料で複数の証券口座で保有している投資信託や個別銘柄の情報を一括管理できます。

マイトレードのときは、無料だと3つの証券口座までしか登録出来ませんでしたが、ロボフォリオは登録できる証券口座数に制限はありません。※2020年12月30日時点

ロボフォリオの競合である株iew(カビュウ)は、無料だと証券口座が1つしか登録できず、複数の証券口座を登録して一括管理するには課金する必要があるので、これはロボフォリオの大きなメリットの1つです。

証券口座の一括管理と保有銘柄の損益一覧

複数の証券会社をロボフォリオに登録しておくと、以下のことが簡単にわかります。

チェックリスト

  • どの証券会社にどれだけの資産があるのか
  • 投資信託の投資割合や、NISA口座の資産運用額
  • 保有している個別企業株の資産状況

 

ロボフォリオは複数の証券口座を一元管理できる

証券口座を複数登録すると、証券会社毎にどれだけの資産を預けているのかがひと目で分かります。

私の例ですと、楽天証券とauカブコム証券にそれぞれ640万円と420万円の資産があることが分かります。

その横の円グラフでは、その内訳が確認できます。

これを見ると、NISA口座でどれだけ運用しているのか、現金はどれだけ残っているのかがひと目が確認できます。

この円グラフのページで下のほうにスクロールすると、口座別の資産状況が見れます。

口座別資産では、特定口座とNISA口座など口座別に投資している商品の評価額や損益、損益率が一覧で確認できます。

口座別の資産状況も確認できる

口座別の資産状況も確認できる

 

保有銘柄の取引履歴は10年以上過去に遡って確認できる

ロボフォリオでは、取引履歴を確認することができます。

取引履歴は、過去10年以上遡って確認することが可能です。

実際、私のケースでは14年前の2006年の取引履歴も確認できました。

14年前の取引履歴も確認できた

14年前の取引履歴も確認できた

証券会社のサイトで、昔の取引履歴を確認するのは非常に大変です。

それが、簡単にリストで見れるのは便利です。

保有銘柄の適時開示情報を通知してくれる

ロボフォリオの特徴として、保有銘柄に関する情報をメールやアプリの通知でお知らせしてくれる機能があります。

これは特に個別銘柄に投資している人にとっては有益な機能です。

複数の証券口座を利用していて、尚且複数の個別銘柄に投資していると、個別銘柄の情報取得に漏れが発生してしまいます。

特に保有銘柄の適時開示情報を通知してくれる機能は便利です。

ロボフォリオの適時開示情報通知機能

ロボフォリオの適時開示情報通知機能

保有している銘柄で、合併や配当中止などの大きな出来事があっても見逃すことが無いので、リスク管理ができます。

セキュリティ上に懸念あり

ロボフォリオは、楽天証券やSBI証券など各証券会社から、私たちのポートフォリオ情報を取得して、まとめてくれるのが大きな特徴の一つです。

これらポートフォリオの情報を取得するには、私たちが各証券会社で使っているログインIDとパスワードが必要となります。

これらログインIDとパスワードは、私たちが使っているログイン情報を暗号化した上で管理するとロボフォリオ公式サイト上に記載しています。

ロボフォリオのセキュリティ対策

ロボフォリオのセキュリティ対策

セキュリティ対策として、暗号化するのは良いのですが、そもそも私たちのログイン情報を取得する時点で、セキュリティ上の懸念があります

暗号化出来るということは、復元することも出来る訳です

復元できなければ、私たちのログイン情報を使って各証券口座から情報を取得できませんからね。

暗号化する意味は、第三者が情報を盗んだ際に復元することを困難にすることが目的です。

ただ、情報を盗むようなハッカーは、復元化にも長けているので、このような仕組みだとセキュリティ上の懸念が残るわけです。

セキュリティ上より安全なシステムとしては、私たちのログイン情報を直接各証券会社にSSL通信で送信する方法です。

そうすれば、ロボフォリオの運営会社にあるサーバにデータを保存する必要が無くなるので、そこから盗まれる心配もありません。

広告なし課金なしでサービス継続できるのか?

ロボフォリオは、2020年末時点で広告も表示されませんし、課金サービスもありません。

そのため、ロボフォリオ単体では赤字だと考えられます。

まだサービスを開始して時間が経過していないので、今はユーザを獲得することを最優先しているのだと思いますが、このままの状態ではいずれサービスが継続できなくなります。

これは、類似サービスを提供していたマイトレードを利用していた人なら分かってもらえると思います。

マイトレードの場合は、一部課金のサービスでしたが、それでも収益化が望めず、サービスを終了してしまいました。

ユーザが増えれば、それだけ運用コストも増えて、結果収益化出来なければ赤字が膨らみます。

利用者側としては、ロボフォリオが完全無料なのは嬉しいのですが、その反面サービスが終了してしまうリスクも考えてしまいます。

いずれ、広告が表示されたり、一部機能が有料になると思っていますが、ぜひ良いバランスを見つけてほしいと思います。

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