PayPay証券で1000円で買えない理由と対応方法

PayPay証券は日本株や米国株を僅か1000円から買えるのがメリットです

しかし、利用方法によっては1000円から買えない場合があります。

1000円から買えると聞いたから口座開設したのに、1000円で買えないなら意味無いよと思っている方もいるかもしれませんが、設定を変更すれば1000円から買えるようになります。

1000円で買えない原因

PayPay証券で1000円で買えない原因は、株の買い注文画面にある入金連携の設定にあります

この入金連携には以下4つの選択肢があります。

  • P証券口座(PayPay証券口座)
  • 銀行口座
  • ソフトバンクカード
  • d払い

このうち入金連携で銀行口座を選んだ場合、 銀行口座から直接買える「おいたまま買付」になるのですが、この設定だと1000円で株は買えません

銀行においたまま買付だと1000円で株を買えない
銀行においたまま買付だと1000円で株を買えない

入金連携でPayPay証券口座以外を選択した場合のおいたまま買付における制限を以下の表にまとめました。

連携先みずほ銀行三井住友銀行三菱UFJ銀行ゆうちょ銀行南都銀行ソフトバンクカードd払い
利用可能額と単位<日本株及び米国株>
1万円以上、1万円単位

<つみたてロボ貯蓄>
1万円以上、1,000円単位
<日本株・米国株>
1,000円以上、1,000円単位

<つみたてロボ貯蓄>
1,000円以上、1,000円単位
利用可能なお取引「日本株」・「米国株」・「つみたてロボ貯蓄」 「米国株」と「つみたてロボ貯蓄」 のみで日本株は買えません
PayPay証券口座への振替手数料2万円以上 無料
2万円未満 税込み110円(1回あたり)
※PayPay証券から連携先に支払います。
PayPay証券口座からの振替振替の機能はありません。 PayPay証券口座からの振替は、最大30分後の反映。
ソフトバンクカード内での保有上限100万円
PayPay証券口座からの振替は、即時反映
取引上限なし 1回あたり10万円 他社口座連携も含め、月間合計20万円
PayPay証券の入金連携による制限

この表を見てもらえれば分かるように、銀行口座を連携する形だと日本株と米国株の取引は1万円単位となってしまい、1000円単位では売買ができません。

ソフトバンクカード及びd払いと連携した場合は、1000円から買うことが出来ます。

d払いと入金連携した状態だと日本株は買うことが出来ません。

d払いを利用する場合はdアカウントとahamoなどMVNO以外のNTTドコモ回線の紐づけ契約が必要です。

d払いの場合、利用できるのは残高のみで、dポイントは使えません。dポイントで投資したい場合はTHEP+docomoが期間限定ポイントも使えて便利です。

ドコモユーザ以外も利用可能

THEO+docomo

期間限定dポイントも使える!

もちろんPayPay証券口座と連携している場合も1000円で株を購入できます。

なお、PayPay証券口座と連携する場合は、事前にPayPay証券の口座に銀行振込で入金しておく必要があります。

米国株を実際に1000円で購入してみた

事前にPayPay証券の口座に銀行振込で入金した状態で、実際に1000円で株が買えるかやってみました。

PayPay証券で5年以上株の売買をやってみた感想

今回は、米国株のAmazon社の株を1000円分買ってみます。

Amazonの株価は1株あたり約3400ドルなので、SBI証券やマネックス証券といった他の証券会社で買うと1ドル110円換算で約37万円も必要です。

それがPayPay証券だと僅か1000円から買うことが出来ます。

買い方は、簡単。

銘柄一覧からアマゾン・ドットコムを選択し、購入金額を下のように1000円にするだけです。

PayPay証券を使ってAmazonの株を1000円だけ購入する方法
PayPay証券を使ってAmazonの株を1000円だけ購入する方法

購入できる株数が表示されるので、問題無ければ買うをタップして購入処理を進めます。

1000円で買える株数が表示される
1000円で買える株数が表示される

1000円購入しましたと表示されます。

1000円購入しましたと表示される
1000円購入しましたと表示される

米国株なら事前にPayPay証券の口座に入金しなくても、d払いと連携することで、1000円からAppleの株も買うことが出来ます。

d払い連携でも1000円から米国株を買える
d払い連携でも1000円から米国株を買える

以上のように、PayPay証券を使うと日本株も米国株も1000円から株を買うことができますが、入金連携の設定を銀行口座にすると1000円では買えない点に注意してください

1株あたりの株価が7万円以上するファーストリテイリング(ユニクロ)や35万円以上するアメリカのAmazonは、他の証券会社だと中々買うことが出来ませんが、そういった場合でもPayPay証券やウィブル証券なら1000円から買えるのでめちゃくちゃ重宝します。

1株未満の米国株が取引できるのはウィブル証券だけ

PayPay証券以外で1000円未満で米国株を買う方法

ウィブル証券

を利用すると、1000円未満で米国の個別銘柄を購入することが出来ます。

ウィブル証券は約7000もの米国株の売買が可能で、そのうち約4000銘柄に関しては1株未満の0.1株であったり金額指定での購入が可能となっています。

実際私もウィブル証券に口座開設してテスラを0.1株分購入できています。

ウィブル証券でテスラ株を0.1株のみ購入
ウィブル証券でテスラ株を0.1株単位で購入可能

他の証券会社だとテスラ株は最低でも3万円近くの資金が必要ですが、0.1株分なので約3000円で買えます。

ウィブル証券は、日本に進出したばかりの証券会社ですが、特定口座にもちゃんと対応しています。

1株未満の米国株が取引できるのはウィブル証券だけ

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