GMOインターネットの株主優待が一部改悪も引き続き魅力的な理由

GMOインターネットの株主優待が届きました。

GMOインターネットから株主優待の案内
GMOインターネットから株主優待の案内が届いた

株主優待目当てで買い付けたGMOインターネットの株ですが、テレワークなどの在宅需要に支えられて株価も堅調に推移しています。

一部改悪されたGMOの株主優待

GMOインターネットの株主優待は3種類
GMOインターネットの株主優待は3種類ある

GMOの株を保有している場合に得られる株主優待は、下記3点です。

  1. くまポン割引ギフト券
  2. GMOクリック証券の手数料キャッシュバック
  3. GMOグループのサービス割引

くまポン割引クーポンの改悪点

このうちクーポン販売サイトのくまポンで使える割引ギフト券は、300円割引券が7枚支給されるように改定されました。

くまポンの割引ギフト券
くまポンの割引ギフト券

以前は500円割引券が4枚だったので、トータルの割引額は100円増えたことになりますが、これは正直いって使い勝手が悪くなったため個人株主からは改悪という声があがっています。

くまポンの割引券は一度に1枚しか使うことができません。

そのため、一度に使える金額が大きい方がお得です。

トータルの割引額が増えても正直メリットはありませんので、改悪と捉えられてしまったても仕方ないでしょう。

因みに、今後くまポンの割引ギフト券の配布は廃止される予定で、別の2100円相当の株主優待と置き換えられます。

クロス取引による株主優待取得が実質不可能になる

もうひとつの改悪点がクロス取引による株主優待取得が実質不可能になった点です。

2021年下期以降、GMOインターネットの株主優待権利を得るためには100株以上の株を6ヶ月以上保有していることが条件となります。

GMOインターネットの株主優待は6ヶ月以上の保有が必須
GMOインターネットの株主優待は6ヶ月以上の保有が必須

これまでは、6月及び12月の権利付き最終日に100株の現物買いと100株の信用売り(いわゆる空売り)を駆使することで、株価変動リストを抑えて株主優待を得ることができました。

株主優待の権利を得られたら、現物株は売却し、信用売り分は反対売買して手仕舞うことで、必要最低限のコストで株主優待を得ることが出来たのです。

しかし、今後は株主優待を得られるのはGMOインターネット株を6ヶ月以上継続保有している人が対象なので、クロス取引による株主優待取得は実質できなくなります。

信用取引には、制度信用取引と一般信用取引があります。

このうち制度信用取引は6ヶ月位以内に反対売買をする必要があり、6ヶ月位以内に買い戻しを行う必要があります。

一般信用取引の場合は、反対売買する期限は設けられていませんが日々金利を支払う必要があります。

GMOインターネットの株主優待を得るために、金利をずっと支払い続けるのではコストがかかって実質意味が無くなります。

GMOの株主優待が魅力的な理由

一部改悪されたGMOインターネットの株主優待ですが、それでも依然として魅力はあります。

GMOインターネットの株主優待で魅力的なのがGMOグループのサービス割引です。

これの何が魅力的なのでしょうか?

個人的に感じるメリットが以下の2点です。

  • ブロガーに人気のレンタルサーバ(

    ConoHa WING

    )やVPS、Windowsクラウドサーバが実質無料または格安で利用可能となる
  • Microsoft 365(旧Office 365)が年間1352円(月額換算で約112円)で使える

ConoHa WINGなどブロガーに人気のサーバサービスが実質無料または月額100円以下で使える

1つ目は、GMOグループが提供するサーバ利用が実質無料になったり月額100円以下になる点です。

GMOが提供するレンタルサーバ「

ConoHa WING

」はブロガーに人気で、急速に利用者を増やしていますが、最も契約されているベーシックなプランなら、月額100円以下で利用することが可能となります。

株主優待を使わなければ、年間で1万1000円かかりますが、年2回の株主優待を利用することで1万円分割引となります。

因みに、このブログもConoHa WINGのサーバを使っています。

それ以外にもマインクラフト用のサーバやDBサーバとして使える

ConoHa VPS

なら、メモリ1GBプランまでなら実質無料で利用することができます。

また、WindowsのOSがインストールされているクラウドサーバ「

ConoHa Windowsサーバ

」も年間1万2000円かかるところが、1万円割引となり年間で実質2000円ほどで利用できちゃいます。

Microsoft 365(旧Office 365)が年間1352円(月額換算で約112円)で使える

もうひとつGMOの株主優待で魅力的なのがMicrosoft 365(旧Office 365)を月額約112円で使えることです。

Microsoft 365は、常に最新のOfficeを使えるだけでなく、クラウドストレージのOne Driveが1TB(テラバイト)も使えます。

Microsoft 365は通常月額1284円かかりますが、GMOグループのお名前.comを経由して申し込むと最安で月額1098円で使えます。

Microsoft365を月額料金が安いお名前.com
Microsoft365を月額料金が安いお名前.com

このようにMicrosoftから直接申し込むより元々お得なのですが、更にGMOの株主優待権利を利用すると、年間で1万円割引されるので年間1352円でMicrosoft 365を使うことができちゃうのです

月額換算だと112円と破格的なコスパとなります。

Microsoft 365が初月0円

これ目当てにGMOの株を保有している人もいるほどコスパが高い優待です。

一方で、GMOの株価は当然変動しますので、株主優待がお得でも、株価が下がって損をしたら意味はありません。そういった株価のリスクを避けたいならば、ネットショップでオンラインコードを購入するのが一番コスパが良い買い方かと思います。

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