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ETFを自動積立する方法と、メリットとデメリットの考察

今回はETF(上場投資信託)を自動で定期買付して積立投資する方法を中心に解説していきたいと思います。

投資信託ではお馴染みの積立投資ですが、ETFに関しては自動で積立していくのは出来ないと思っていませんか?

投資信託に比べると自動で積立する環境は限られますが、方法はあります。

ETFの自動積立投資方法

ETFを定期買付する自動積立手段は、主に二通りあります。

ロボアドバイザーを利用する

1つ目はフィンテックを活用したロボアドバイザーを利用する方法です。

ロボアドバイザーで人気の ウェルスナビ は海外ETFを毎月決まった金額分購入して自動で積立投資を行うことが可能です。

実際私もウェルスナビを利用して、毎月2万円ETFの自動買付けを行っています。

積立投資の効果なのか、運用実績も順調です。

るいとう(株式累積投資)を利用する

もう1つが株式累積投資、いわゆるるいとうと呼ばれる方法です。

るいとうは、毎月決められた一定額を特定の銘柄に対して積立投資する方法です。

一部証券会社では、ETFに対してもるいとうを活用することで自動で積立投資することが可能となっています。

ETFの自動積立が可能なネット証券

るいとうを利用することでETFも自動で積立投資できることがわかりました。

次は、どこの証券会社を利用するかです。

ETFの自動積立が出来るネット証券は、SBI証券カブドットコム証券SBIネオモバイル証券 の3つに限られていて、楽天証券やマネックス証券だとETFの自動積立は出来ません。

SBI証券の定期買付けサービスを利用する

SBI証券は、2018年3月から米国株及びアメリカの証券取引所に上場するETFの定期買付けサービスを開始しました。

このサービスを利用することで、海外ETFを毎月決まった金額分自動で積立投資することが出来ます。

逆に国内ETFについては定期買付は出来ません。

SBI証券の海外ETFを積立投資するイメージ
SBI証券の海外ETFを積立投資するイメージ

auカブコム証券(旧カブドットコム証券)のプチ株を利用する

auカブコム証券(旧カブドットコム証券)には、プチ株と呼ばれる単元未満株を取引できるミニ株の取引サービスがあります。

そして、国内ではauカブコム証券だけがミニ株の自動積立投資が可能となっています。

プチ株で売買出来るのは東証など国内の証券取引所に上場している銘柄のみとなります。

以前までは、プチ株で取引できる銘柄は少なかったのですが、現在は東証に上場している銘柄は基本的に売買できます。

ただ、上場不動産投資信託のREITはプチ株で買付することは出来ません。

SBIネオモバイル証券の定期買付機能を利用する

Tポイントを株の購入に使える SBIネオモバイル証券 もETFの自動積立が可能となっています。

定期買付方法は、個別銘柄の検索から定期買付したい銘柄を検索し、「定期買付する」を選びます。

SBIネオモバイル証券でETFを定期買付する

SBIネオモバイル証券でETFを定期買付する

次に、1回あたりの買付金額とTポイントの使用有無、買付日を指定します。

定期買付日やTポイントの使用について指定する

定期買付日やTポイントの使用について指定する

SBIネオモバイル証券は、毎月Tポイントが200ポイント付与されるので、定期買付ではそのTポイントを優先して使うようにしたいところです。

これで定期買付の設定は完了です。

ETFの定期買付設定が完了

ETFの定期買付設定が完了

 

ETFを積立投資するメリット

投資信託ではなく、ETFを積立投資するメリットは大きく分けて2つあります。

信託報酬などの手数料が低い

信託報酬などの保有手数料が投資信託に比べると安いことが多いのがETFのメリットです。

ただ、最近ではインデックス系の投資信託も手数料競争があり、信託報酬もかなり低くなっています。

リアルタイムの価格で売買できる

ETFは上場投資信託という名の通り、トヨタ自動車やソフトバンクなど個別銘柄と同様にリアルタイムの株価で売買が出来ます。

買いたいと思った時に買え、売りたいと思った時に売れるのがETFのメリットです。

それに対して投資信託では、買い注文にしろ、売り注文にしろリアルタイムではなく、売買が完了するまでに数日を要します。

ココに注意

auカブコム証券のプチ株については、リアルタイムの株価で取引することは出来ません。

前場の始値もしくは後場の始値での株価で約定します。

ETFの積立投資を行うデメリット

先程はETFを利用して積立投資するメリットについて触れましたが、逆にデメリットもあります。

売買手数料が高い

一番のデメリットは手数料が高いことです。

投資信託だと、ノーロード投資信託といわれる買付け手数料が無料のファンドが多くあります。

そのため、積立投資する上で数百円からの購入でも手数料負担は大きくありません。

それに対して、ETFの買付けだと無料というわけにはいきません。

一部ETFにはフリーETFと呼ばれる売買手数料無料のETFもありますが、自動積立する場合は所定の手数料が発生します。

自動積立ではなく、自分で毎月こつこつ購入するのであれば、 SBIネオモバイル証券 を利用すると、実質手数料無料でETFを買い付けすることが可能です。

分配金を自動的に再投資できない

投資信託だと、配当などの分配金を自動で再投資することが出来ます。

それに対して、ETFは配当を自動で再投資する仕組みが国内の証券会社だとありません。

長期投資を行う上で、配当の再投資は投資収益を高める上で重要ですが、ETFだと受け取った配当を自分で再投資するという行為が必要なので面倒で忘れてしまいます。

ETFを低コストで積立投資する件のまとめ

今回は、ETFを自動積立する方法について紹介しました。

自分が選んだETFで自動積立投資が可能なのは、SBIネオモバイル証券かSBI証券、そしてauカブコム証券を利用するしか方法はありません。

SBI証券の定期買付サービスは、米国株を対象にしているため、数万円レベルの少額取引だと売買手数料の割合が高くなり、積立投資にはあまり向いていません。

どうしても自分好みのETFを低コストで積立投資したいという場合は、 SBIネオモバイル証券 を利用して、実質16円の負担で毎月コツコツETFを購入していくのが良いでしょう。

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