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THEO+docomoの手数料割引は実質ドコモ契約者のみ適用可能

THEO+docomoでも手数料が最大35%割引となる年率0.65%まで引き下げることができるTHEO Color Palette(テオ カラーパレット)の利用が始まります。

THEOでは2019年4月から既に適用されているこの割引手数料体系ですが、これまでTHEO+docomoには適用されていませんでした。

THEO+docomoを利用している身としては、やっとこれでTHEOと同じように割安な手数料で資産運用できると思っていたのですが、そこには大きな落とし穴が用意されていたのです。

正直これでTHEO+docomoの解約は決定というほど酷い内容です。

THEO+docomoの手数料割引適用条件がヒドイ

THEO Color Palette

THEO Color Palette

THEO+docomoのTHEO Color Paletteがどれだけヒドイのかを把握する上で、通常のTHEOにおける手数料割引条件をここで改めて振り返っておきましょう。

通常のTHEOにおける手数料割引条件

カラー 手数料 カラー基準額
ホワイト 1% 基準なし
ブルー 0.9% 1万円以上50万円未満
グリーン 0.8% 50万円以上100万円未満
イエロー 0.7% 100万円以上1000万円未満
レッド 0.65% 1000万円以上

通常のTHEOをはじめ多くのTHEO+における手数料割引条件は上記の表に示したように、単純な資産運用額と毎月積立しているかと、一定期間出金していないかによって決まります。

とてもシンプルですよね。

これに対してテオプラスドコモの手数料割引条件は、複雑というかドコモ社以外にとっては誰もお得にならない条件が複数追加されています。

THEO+docomoの手数料割引適用条件

THEO+docomoの手数料割引条件においても、基本は資産運用額によって決まります。

これは通常のTHEOと同じです。

ただ、THEO+docomoでは、更に下記条件が必須となります。

クレジットカードのdカードゴールドを保有していることdカードゴールドで毎月おつり積立をしていること

THEO+docomoで手数料割引になる条件

THEO+docomoで手数料割引になる条件

dカードゴールドは、年会費が1万円もする高額なクレジットカードです。

NTTドコモの携帯料金支払いに使うと10%分のポイントが付いたり、スマホの保証が3年間あるなどメリットも多くありますが、ドコモユーザ以外にはメリットはありません。

そんなdカードゴールドを保有していない人は、THEO+docomoで手数料の割引を受けられません

そして、dカードゴールドを持っていたとしても、そのクレジットカードでおつり積立をする必要があるという更に面倒な条件も追加されています

おつり積立は、ドコモの携帯やスマホを持っている人しかできないため、事実上ドコモ契約者しかTHEO+docomoの手数料割引は授受できません

このような事からドコモの携帯を利用していない人にとって、THEO+docomoはデメリットだらけになってしまいました。

投資初心者であったり、金融に関する知識が無い方だと、THEO+docomoでもついに手数料が割引されると思ってしまうかもしれないので注意しましょう。

ここまで読んで頂ければ分かるように、通常のTHEOを利用した方が何万倍もお得ですし、不便がありません。

ではなぜ既存のTHEO+docomo利用者を不快な思いにする条件をドコモは設定したのでしょうか?

ドコモの狙い

THEO+docomoにおけるTHEO Color Paletteの適用条件だけを見ると、ドコモ側は、年会費が高いdカードゴールドの入会者数を増やしたいかつ、dカードゴールドの決済を促したいのだと推測できます。

dカードゴールドは、前述したようにドコモのスマホを利用している人にとっては、メリットが多くあります。

それは、月々の携帯料金が10%ポイント還元されたり、スマホの保証が3年間あるという点が大きいです。

ただ、これを目当てにカードを作る人が多く、ドコモ以外でクレジットカード決済を利用する人が少ないためにクレジットカード利用による手数料収入が少ないのだと想像されます。

そのため、今回の施策によってdカードゴールドの決済が増えるのかどうかドコモは実験をしようしているのだと考えています。

THEO+docomoの利用はデメリットが多い

正直THEO+docomoを利用するメリットは、dポイントが多少貯まるぐらいで、通常のTHEOを利用する場合に比べて手数料が高くなってしまうケースが多いのでデメリットが多い状況です。

私の場合、せっかくTHEOからTHEO+docomoに移行したのに、それが裏目に出てしまった格好です。

THEOからTHEO+docomoへは移行できますが、THEO+docomoからTHEOへの移行は基本的に出来ません

そのため、手数料の安いTHEOを利用するためにTHEO+docomoを解約する必要があります。

しかし、ここでも問題があります。

それはTHEO+docomoを解約しても、解約した年の間はTHEOの口座を開設できないという制約があるのです。

すなわち、私の場合だと今解約しても2019年12月末までTHEOの口座開設が出来ないのです!

他の資産運用サービスでこんな仕様は聞いたことがありませんが、現実問題THEOはそうなっているのです。

このような事からこれからTHEOの利用を検討している人は、THEO+docomoの利用だけはやめましょう!

ちなみに、THEOの利用を検討している方は、おそらくウェルスナビの利用も検討しているかと思いますが、本記事を書いた時点では、ウェルスナビの手数料の割引に関しては、0.05%程度安くなる長期割ぐらいしかないため、手数料に関していえば、THEOの方が圧倒的に低コストで資産運用できるのが実情です。



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