日本ではモトローラのMoto G4プラスが初めて投入したデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)に対応したスマホですが、このたびNTTレゾナントが運営するgooSimsellerにて2万円を切る価格設定にも関わらずDSDSに対応したSIMフリースマートフォン"g07"が発売されました。
デュアルSIMデュアルスタンバイ
デュアルSIMデュアルスタンバイに対応したスマートフォンでは、音声通話だけNTTドコモやau、ソフトバンクで契約した電話し放題のSIMを使いつつ、インターネット通信を行うデータ通信については格安のSIMを併用するという使い方ができるため、ミドルレンジからハイエンド機のSIMフリースマホにおいて搭載が進んでいます。
しかし、それらのスマホ価格は3万円以上。
それに対して今回gooが発売したg07という機種は、DSDSに対応しているだけでなく、5.5インチのフルHD解像度に対応した液晶を搭載し、尚且つ背面には指紋認証センサーも搭載しているにも関わらず、税別で2万円を切るという恐ろしい激安価格になっています。
更に1月末まではキャンペーンで3000円引きの税別1万6800円です。
OCNのSIMとのセット販売になりますが、OCNのSIM契約については任意なので契約する必要はありません。
g07のスペック
型番 | CP-J55a |
---|---|
OS | Android 6.0 marshmallow(Android7.0 アップデート対応保証) |
CPU | MT6750T オクタコア / Cortex-A53 1.5GHz ×4、1.0GHz ×4 |
ROM/RAM | 32GB / 3GB |
外部メモリ | micro SD/SDHC/SDXC / 最大128GB |
サイズ | 約152×75.6×7.9 mm |
重量 | 約150g |
ディスプレイ | 5.5インチ、 Full HD IPS液晶、1920×1080、Dragontrail®強化ガラス |
カメラ | アウトカメラ:1300万画素 インカメラ:800万画素 |
バッテリー容量 | 3,000mAh |
ネットワーク | LTE:B1(2100) / B3(1800) / B8(900) / B19(800) W-CDMA:B1(2100) / B6(800) / B8(900) GSM:850 / 900 / 1800 / 1900 MHz |
SIMスロット | micro SIM + nano SIM (DSDS対応) |
WiFi | IEEE802.11 a/b/g/n(2.4GHz / 5Ghz) |
Bluetooth | Bluetooth 4.1 |
センサー | ・A-GPS/GPS ・Gセンサー(加速度) ・近接センサー ・環境光センサー ・電子コンパス ・ジャイロセンサー |
その他 | ・指紋認証 ・USB Type-C OTG (USB 2.0) ・急速充電対応 |
simseller.goo.ne.jp
このg07のスペックと類似しているのが来年1月にFREETELから発売されるRAIJIN(雷神)です。
FREETEL RAIJINとの比較
RAIJINの方がスペック表的に優れている点としてはバッテリー容量が5000mAhある点と、RAMメモリがg07よりも1GB多い4GB、そして記憶領域のストレージがg07が32GBなのに対して64GBとなっている点が主な違いです。
このような違いもありRAIJINの価格は現段階では税別で2万9800円と発表されていてg07よりも1万円高い設定となっています。
今後、FREETELお得意の直前での値引きも考えられますが、g07を購入するかどうかはこの1万円の差をどう判断するかということになるのではないでしょうか。
個人的には、メモリは3GBあれば十分ですし、バッテリー容量も3000mAhと標準的。
日常使う上においては、十分な性能を持っていると思われるので、g07の方を推したいです。
また、Androidの最新OSである7.0へのバージョンアップも保証している点もいいですね。
最後に
デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)に対応して、フルHD液晶で、指紋認証もあって、ボディもアルミで2万円以下で購入できてしまうなんて、ホント驚きです。
デザイン自体も無難ですし、子供用であったりあまり予算をかけられない中で購入するスマホとしてはかなり注目していいのではないかと思います。
つい私自身もこの安さに惹かれて一台注文してしまいました。
また使ってみたらその使い心地をレポートしたいと思います。
2017.1.17追記
実際にg07スマホを使ってみたレビュー記事を書きましたので参考にして頂ければと思います。