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ここ最近改悪されたクレジットカードについてまとめてみた

2015年以降からこれまで高いポイント還元率で人気があったクレジットカードの改悪が相次いでいます。

ここでは代表的な高還元率クレジットカードの中で、ポイント還元率が改悪されてしまったクレジットカードを紹介し、代替候補となるクレジットカードについてまとめてみました。

改悪や廃止されたクレジットカードたち

改悪から廃止となった漢方スタイルクラブカード

漢方スタイルクラブカード
漢方スタイルクラブカード

高還元率クレジットカードの代名詞とも言える漢方スタイルクラブカードは、2015年6月に電子マネーのnanacoへのチャージについて、還元率が0.25%と大幅に悪化したのを皮切りに、12月から還元率がそれまでの1.75%~2%から1.5%~1.69%に改悪されました。

元々漢方スタイルクラブカードは、2000円単位でポイントが付与されるクレジットカードなので、ポイントに端数が発生しやすいというデメリットがありましたが、それを上回る高い還元率が魅力でした。

そんな漢方スタイルクラブカードですが、2018年3月で完全に終了となり、同じジャックスカードのリーダーズカードへと強制的に切り替わることになっています。

リーダーズカードへの切替を望まない場合は、解約しましょう。

漢方スタイルクラブカードの解約は5分で完了

改悪から廃止となったSBIカード

従来1%~1.2%あった還元率が2015年10月から0.33%~0.75%に改悪されています。

年間100万円利用のケースだと還元率は0.5%程度と半分になってしまいます。

また、年会費無料だったのが2016年10月以降年会費が発生するように改悪されました。

年間10万円利用があれば年会費は無料となりますが、これまで条件なく年会費無料だったのが条件ありになってしまったので、あまり利用していない人は解約しましょう。

改悪が続いたSBIカードですが、2018年1月に廃止となっています。

廃止されたリクルートカードプラス

年会費が2000円かかりますが、電子マネーへのチャージを含め、どこで利用しても2%という突出したポイント還元率で人気のクレジットカードがリクルートカードプラスです。

リクルートカードプラスは、さらに、「じゃらん」の利用なら+2%ポイント還元率がアップ、「ポンパレモール」の利用で+3%のポイント還元率アップなどリクルートのサービス利用時はポイントがアップします。

貯まったリクルートポイントは共通ポイントのPontaに等価交換できます。

電子マネーnanacoの場合、リクルートカードプラスによるチャージで2%ポイントが付くので利用と含めて3%のポイントが得られていました。

(販売終了)Kiigoでnanacoギフトをクレジットカードで購入するメリットと利用手順

このようにメリットがたくさんあったリクルートカードプラスですが、顧客への還元が大きすぎたのか、新規受付は2016年に終了となってしまっています。

改悪されたリーダーズカード(Reader's Card)

漢方スタイルクラブカードから切替先となっているリーダーズカードですが、漢方スタイルクラブカードと同じく2015年12月から1.5%~1.8%の還元率が1.25%に改悪されました。

www.jaccs.co.jp

年会費も年間で30万円以上の利用がないと税込で2700円かかるので、他のクレジットカードに乗り換えたいところです。

還元率1.25%はクレジットカードとしては高いですが、ポイントの交換が最低3500ポイントからと敷居が高いのがデメリットです。

これは利用金額にすると約32万円になります。

改悪されたレックスカード(REX CARD)

ジャックスカードが発行する「REX CARD」も他のジャックスカード同様にここ数年で還元率が改悪されています。

2015年12月から通常利用の還元率が1.75%あったのが、1.5%に改悪され、現在は1.25%にまで改悪されました。

価格.com安心支払いサービス利用時の還元率も2%から1.75%に改悪された後、今は1.5%にまで改悪されています。

年会費は完全無料に改善された

ポイント還元率が悪化されたのに対して、年会費については完全無料と改善されています。

以前は、年間で50万円以上の利用がないと税込で2700円の年会費がかかっていたので、これは大きな改善といえます。

価格.com安心支払いサービスを良く使う人にとっては魅力的なクレカといえます。

リーダーズカードを作るならば、レックスカードを作った方がいいです。

LINE Payカードの2%還元は終了

クレジットカードではなくプリペイドカードですが、2%という高い還元率で人気だったのがLINEpayカードです。

しかしやはり高い還元率は利用者を獲得するための戦略だったのか、2018年5月末からは還元率が悪化し、最大で2%の還元率となりました。

代替クレジットカード候補を考えてみる

これら改悪されてしまったクレジットカードを使っている人は、このまま使い続けるか、別のクレジットカードに乗り換えるか検討してみたいところです。

ここでは乗り換え先候補となりえるクレジットカードについて挙げてみました。

リクルートカード

1番の候補は、利用金額関係なく年会費が完全無料なのに還元率が1.2%と高還元のリクルートカードです。

リクルートカードのサイトへ移動する

リクルートカードならnanacoや楽天Edyなど電子マネーへのチャージでもポイントが貯まります。

貯まったリクルートポイントは共通ポイントのPontaに等価交換できます。

旅行宿泊予約サイトの「じゃらん」の利用時にリクルートカードで支払うと3.2%ポイントもの還元率になるなど、リクルート系のサービスを利用するとより高い還元率になるのも魅力です。

ショッピング保険や旅行損害保険なども付帯しているので1枚持っていて損は無いカードに仕上がっています。

オリコカード・ザ・ポイント

年会費無料でどこで使っても還元率は1%以上になっています。

貯まったポイントはギフト券などにすぐ交換できます。

オリコモールを経由してネットショッピングすると還元率が+0.5%~15%にアップします。

Amazonでの買い物では還元率が2%に達するのでAmazon利用者ならAmazon MasterCardクラシックよりもオリコカードの方がお得です。

家族カードが無料で3枚作れますし、昨今手数料の有料化が進んでいるETCカードも手数料無料で発行出来ます。

P-one Wiz

2015年に登場した高還元率クレジットカードがP-One Wizです。

完全年会費無料にも関わらずリクルートカードを上回る1.5%というポイント還元率が可能です。

P-One Wizを3年以上メインカードとして使った感想

また、P-Oneカードの特徴であるカード利用額から1%自動割引されるので、ポイント交換の手間がないし、なにより端数が出ずに他の1%ポイント還元クレジットカードより実質ポイント還元率は高いです。

但し注意点があります。

それは、カード発行時の初期設定では「ミニマム・ペイメント」という一種のリボ払いになっていて金利が発生するので「ずっと全額コース」という全額支払いに切り替える必要があります。

設定を変えないとずっとリボ払いの手数料を支払うことになるため、クレジットカードの初心者には向いていません。

また、電子マネーへのチャージではポイントが付きませんので、電子マネーのヘビー利用者は他のクレジットカードと併用したいところです。

ポイントの二重取りも可能なKyashカード

クレジットカードではありませんが、プリペイドカードのKyashも人気です。

VISAのプリペイドカードとして使えるKyashカードは、チャージして利用すると利用額の0.2%から0.5%分がポイント還元されます。

そして更にお得なのが、クレジットカードでのチャージが可能で、そのチャージに対してクレジットカードのポイントが貯まる点です。

先程紹介したリクルートカードでチャージするようにすればポイントの二重還元が可能です。

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