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みんなのクレジットの詐欺行為に対して金融庁からの行政処分が発動

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ソーシャルレンディングを行っているうちの1社である「みんなのクレジット」が証券取引等監視委員会による検査の結果、色々と問題が見つかり金融庁に対して行政処分を受けるべしという勧告を行いました。

通常行政処分の勧告が行われた場合、その後各管轄財務局から行政処分が言い渡されます。

どんな処分が言い渡されるか分かりませんが、この後紹介する問題点の内容がまさに詐欺のような内容なので長期間の営業停止処分など重い処分を受けると考えます。

追記)その後、1ヶ月間の金融商品業務全ての業務停止処分が言い渡されました

出典 株式会社みんなのクレジットに対する行政処分について:財務省関東財務局

問題点1 自転車操業状態であった

ソーシャルレンディングでは投資家から集めた資金を匿名組合のファンドに出資し、出資先からの配当や利益を投資家に還元する流れとなっています。

みんなのクレジットでは、不動産ローンであったり、中小企業を支援するという名目の匿名組合ファンドに対して投資家から集めた資金を投資していたわけですが、これらファンドの償還時に、まだ償還を迎えていない他の匿名組合ファンドの資金を充てていたことが判明しました。

即ち自転車操業状態であることが判明したわけです。

キャッシュバックキャンペーンも自転車操業

ソーシャルレンディングではよくキャッシュバックキャンペーンを行っているのを見受けます。

みんなのクレジットでも検査結果が公表される前日には下記のようなキャッシュバックキャンペーンがアナウンスされていましたが、実はキャッシュバックするためのお金は、投資家から集めた資金を使っていたのです!

みんなのクレジットのキャッシュバックキャンペーン

 

問題点2 投資先を偽った

みんなのクレジットの匿名組合ファンド

みんなのクレジットでは、先程紹介したように不動産ローンであったり、中小企業を支援するという名目の匿名組合ファンドに対して投資家から集めた資金を投資するという説明をHP上で行っていましたが、実際には殆どがみんなのクレジットのグループ会社への出資金となっていました。

即ち、投資家に説明した内容の通りには運用されていなかったのです。

更に、そのグループ会社は、平成28年5月から11月まで多額の赤字を出し続け債務超過の状態に陥ってました。

それを投資家から集めた資金によって救済していたのです。

そのため投資家からの出資金は返済が届こる可能性が高いと証券取引等監視委員会は判断しています。

担保の内容も偽った

また、出資先を偽っていたので当然担保も当初HPに記載していた不動産や有価証券ではありません。

みんなのクレジットのグループ会社の未公開株式が担保になりますが、それがどれだけ現金化できるのかは不明です。

問題点3 社長の借金返済に投資家の資金を使った

みんなのクレジットの白石社長は、グループ会社の社員に命じて自身の銀行口座に投資家からの出資金を振り込ませていました。

また、自身の口座だけでなく借り入れ先に対しても同じくグループ会社の社員に命じて送金させていました。

 

問題が凄すぎて倒産の可能性が高い

証券取引等監視委員会による調査結果をざっくりと紹介しましたが、問題点が多すぎて笑っちゃいます。

自転車操業状態ですし、出資先のグループ会社は債務超過状態だったのでこれ以上損失が膨らまないように金融庁から数ヶ月単位の営業停止処分命令が出て破産するのではないかと思います。

 

昨年12月に検査が入ったことはネット上に情報が出ていたが

証券取引等監視委員会が昨年12月にみんなのクレジットに対して検査に入ったことは、いくつかのサイトやブログで情報が出ていました。

詐欺?みんなのクレジットは本当に怪しい業者なのか?

このサイトでも記載があるように、証券取引等監視委員会による検査=詐欺や処分ではありません。

ただ、検査は無事終了したという間違った情報を読者に与えてしまったのが残念です。

このサイトでは、金融庁の貸金業者情報の検索機能を使って行政処分は無かったと判断してしまった訳ですが、検査結果が出るまでには数ヶ月以上時間がかかることを把握していなかったのでしょうね。

金融庁の貸金業者情報の検索機能

金融庁の貸金業者情報の検索

 

みんなのクレジット 金融庁 検査が入った!!大丈夫なの?

こちらのブログでも調査結果に時間がかかることを把握できておらずに、検査を無事終えたと誤認してしまっています。

2017年1月現在では、検査を終えた模様。またみんなのクレジットのホームページでは特に何も知らせはないです。行政処分など、何かあった場合は告知する義務があるので、何もないということは無事に検査を終えたということだと思います。

みんなのクレジットに関するブログやTwitter

イケダハヤト,みんなのクレジット

さて、行政処分を受けることが濃厚なみんなのクレジットに投資している人について調べてみました。

まず目がいくのは炎上ブロガーのイケダハヤトさんでしょう。

彼もみんなのクレジットに投資していたようですが、僅か10万円の投資なので彼にとっては大した被害にはならないでしょうね。

それに対して、中には400万円も投資してしまっている方もいるようで、気が気じゃないと思います。

みんなのクレジット

他のソーシャルレンディング会社は大丈夫なのか?

みんなのクレジットでは衝撃的な検査結果が出たわけですが、ソーシャルレンディングを行っている他の会社は大丈夫なのでしょうか?

現在は営業を再開していますが、以前日本クラウド証券が運営するクラウドバンクにおいて自己資産とファンド資産が分別管理されておらず金融庁から営業停止処分が言い渡されています。

それ以外のところでは、ラッキーバンクとトラストレンディングについてはソーシャルレンディングによる検査が2月に行われたばかりなので、今後数ヶ月は注視する必要があります。

先程も紹介したように検査結果がまとまるまでには数ヶ月の時間がかかりますので、少なくとも3ヶ月程度は様子を見た方がいいでしょう。

なぜ!?ラッキーバンクとトラストレンディングを金融庁が検査か

今回のみんなのクレジットに対する証券取引等監視委員会の検査結果が公表されるや否やクラウドクレジット は、真っ先に自己資産とファンド資産が分別管理されており、運用状況についてもHP上でこれまで同様公開していく旨の声明を出しています。

運用されているファンドの状況(債務履行状況、貸付先の信用状況、回収状況等)については、当社ウェブサイト上の運用報告書を通して適切に開示をさせていただいております。

クラウドクレジットは、今月からコンプライアンスブログを立ち上げるなどソーシャルレンディング会社の中では法規制遵守をアピールしている珍しい存在です。

匿名組合ファンドへの投資は慎重に

ソーシャルレンディングでは匿名組合ファンドへ投資するわけですが、その名の通り投資先の詳細は投資家には分からないため、詐欺が発生し易い制度となっています。

もちろん投資先に投資家の情報が伝わらないなどのメリットもある制度ではあるのですが、一般的な投資家は利用しないのがベターです。

出典:株式会社みんなのクレジットに対する検査結果に基づく勧告について:証券取引等監視委員会

 

行政処分後の対応も信用ならないみんなのクレジット

さて2017年3月30日から4月29日までの1ヶ月間営業活動が出来ない行政処分を受けた「みんなのクレジット」ですが、その後の対応をみるとますます信用ならないと感じました。

なぜ信用ならないと感じたかと言うと、行政処分の情報公開方法にあります。

下は行政処分の内容についてお知らせするみんなのクレジットのHPです。

一見普通のように見えますが、行政処分内容について書かれている内容は画像化されています。

みんなのクレジットHPの行政処分情報

これはトップページだけでなく、白石社長による行政処分に対する言い訳についても同様にコメント全文が画像化されています。

みんなのクレジット白石社長の言い訳

お知らせ詳細 | みんなのクレジット

なぜ画像化されているのが問題なのでしょうか?

それは、これらの情報がGoogleやYahooの検索にヒットしないようにするためです。

Googleはホームページのテキスト情報をデータベースに格納して、それを検索結果に表示しています。

そのため、テキスト情報がないページは検索結果の上位に表示されないため、一般の人に読まれる可能性は小さくなります。

もし堂々と行政処分に対する反論をしたいのであれば、HPにテキストとして掲載すべきなのです。

プレスリリースという形で文章をPDF化して配布することはありますが、今回のように画像化してしまうというのは見たことがありません。

少しでも不利な情報を隠蔽しようとする意志が見え隠れします。