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Zバッファ

iPhoneやAndroidスマホなど家電ガジェット系レビュー記事中心。秘境スポットなどの旅行ネタやふるさと納税などの節約ネタ、投資ネタなど幅広く解説しているライフハックブログ。

インタラクティブ・ブローカーズ証券を5年間使ってみて感じた事 そして日本のネット証券にも真似して欲しいサービス

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アメリカのネット証券大手インタラクティブ・ブローカーズ証券に口座開設して5年以上経過しました。

主にアメリカ株式市場に上場するETFで、日本からでは投資でいない金融商品へ投資するのに利用しています。

長い間使ってきて、これは良かったな、便利だなと思ったところもあれば、不便だなというところもあります。

口座をこのまま維持してくか、保有している資産を全部売却して口座を閉鎖するかを少し迷っているので自分の備忘録的にメリットとデメリットをまとめてみました。

インタラクティブブローカーズ証券とは

アメリカの大手ネット証券会社の1つで、従業員の大半がエンジニアと言われています。

インタラクティブ・ブローカーズ

 

インタラクティブ・ブローカーズ証券の特徴

低い手数料

まず1つは圧倒的に低い売買手数料です。

アメリカ株式市場においては売買単位に関わらず手数料は僅か1ドルです。

日本のネット証券においてもアメリカ株式市場の手数料はここ数年でかなり低くなってきていて、マネックス証券では最低5ドルというところまで下がってきていますが、流石に1ドルという手数料は実現困難です。

また、アメリカの他のネット証券に比べても取引手数料に関しては圧倒的な安さを誇っています。

手数料 | Interactive Brokers

 

また、海外投資をするうえでのコストとして為替手数料も見逃せません。

日本の証券会社で米国株の取引を行う場合、通常の取引手数料同様にこの為替手数料も気にかけたいところです。

大体は、1日一回決まった時間における振替為替レート(TTS,TTB)で両替されます。

TTSというのは日本円を外貨にするときのレートで、TTBは外貨を日本円にする時のレートになります。

そして、これが恐ろしくぼったくりの為替レートになっている場合があります。

例えば、2017年2月24日時点のドル円為替レートは112円ですが、TTSは114円、TTBは110円とかになっていたりします。

この場合為替スプレッドは4円もあることになります。

このような為替レートの場合、10万円を米ドルにして、何も投資せずに日本円に戻した場合、9万6500円に目減りしてしまいます。

即ち3500円分の手数料が取られたことになるわけです。

因みに日本のFX会社におけるドル円の為替スプレッドは0.3銭前後なのでその差は約1300倍にもなります。

 

インタラクティブ・ブローカーズ証券の場合はこんな事はありません。

口座に入金した日本円を米ドルに両替する場合も、専用の取引ソフト上で24時間いつでもその時の為替レートで取引できます。

為替レートもFX市場のレートなので為替スプレッドも低い、即ち低い手数料で両替が可能です。

但し、2.5ドルの固定手数料が為替取引にかかるので、1000円や2000円といった少額の両替だと割高な手数料率となってしまいます。

 

世界42ヶ国の株式市場に上場している株が売買可能

次に世界42ヶ国の株式市場に上場している銘柄に投資可能な点があります。

日本の証券会社で個人投資家がこれだけの国に対して個別の銘柄を売買することは出来ません。

日本からだとIG証券やサクソバンク証券のCFD(FXのような証拠金取引)を利用すれば個人投資家でも世界中の個別銘柄株を売買することも可能ではあります。

証拠金取引なのでレバレッジ管理には注意が必要です。

 

日本語でのサポートがある

インタラクティブ・ブローカーズ証券は2010年から日本でも営業を開始しています。

その後、日本の個人投資家向けに口座開設の手続きや口座開設後のサポートも行うようになっているため、アメリカの大手ネット証券でありながら、日本人でも口座開設しやすい且つ利用しやすい環境になっています。

 

例えば、私はインタラクティブ・ブローカーズ証券でいくつかのETFを保有しているのですが、その配当金について発表があった際には下記のように日本語でも情報提供が行われます。

インタラクティブブローカーズ証券からの配当金通知

インタラクティブブローカーズ証券からのメッセージ

保有しているETFより手数料が低いETFを提案してくれるサービス

インタラクティブ・ブローカーズ証券ではより低い手数料のETFを提案

これは是非とも日本の証券会社でも取り入れて欲しいのですが、インタラクティブ・ブローカーズではポートフォリオの中にETFがある場合、市場でそれよりも信託報酬が低いETFがあると、もっと低コストのETFがありますよとメールでお知らせしてくれるんです。

ユーザの利益をほんと考えてくれているなと感じます。

各種自動取引用のAPIが用意されている

最初の方で紹介したようにインタラクティブ・ブローカーズの社員は大半がエンジニアで、独自の取引システムを開発・構築しています。

その取引システムにアクセスできるAPIも各種プログラミング言語からアクセスできるようになっているため、自動売買システムを独自に開発して利用することが可能になっています。

インタラクティブ・ブローカーズ証券のデメリット

ここまでインタラクティブ・ブローカーズのメリットについて触れてきましたが、私達日本の個人投資家が利用する上でデメリットもあります。

口座開設時にデポジット(保証金)が必要

口座を開設するには1万ドルの入金が必要となります。

この記事を書いている2017年2月25日時点のドル円為替レートは約112年なので112万円の入金が必要となります。

これが数年前の1ドル80円の時であれば80万円の入金で口座開設が可能でした。

いずれにしても口座開設手続きを済ませただけでは口座開設完了とはなりません。

そういえば、最近流行り?のロボアドバイザーでもウェルスナビも同様に最初に100万円の入金が必要です。

www.interactivebrokers.co.jp

毎月口座維持手数料がかかる

毎月口座維持手数料として10ドルのコストがかかります。

口座内の流動資産が10万米ドル以上(もしくは別通貨で同等額)を満たせばこの手数料は0になりますが、多くの個人投資家にとってはクリアは厳しい条件となっています。

尚、1ヶ月間の取引手数料が10ドル以上の場合、この口座維持手数料は発生しません。

また、取引手数料が10ドル未満であった場合でも、かかった手数料分口座維持手数料は減額されます。

例えば、1ヶ月間に5回売買を行って5ドルの手数料がかかった場合、口座維持手数料は10ドル-5ドルで5ドルとなります。

口座への入金が海外送金扱いになる

当然ですが、インタラクティブ・ブローカーズはアメリカの証券会社です。

そして口座を開設するのは日本ではなく、アメリカです。

株式や債権を購入するための資金を振り込む銀行口座には、米ドル以外の日本円でも振り込む事が可能ですが、海外送金扱いになるため、振込手数料が高いです。

また、海外送金に慣れていない方は最初戸惑うこともあるかもしれません。

 

特定口座がないので税金の計算が面倒

これでも当たり前ですが、日本の証券会社ではないので特定口座というものがありません。

即ち配当金や売買に伴う利益や損失について自分で計算して確定申告を行う必要があります。

 

結論:多くの日本人投資家には不向き

ここまでインタラクティブ・ブローカーズのメリットとデメリットについて、何年もの間実際に利用してきた身として紹介してきました。

低い手数料や世界中の銘柄を売買できる魅力はありますが、余程マニアックな投資をしたい方でない限り口座を開設する必要はないでしょう。

私が口座開設した時は、まだまだ日本のネット証券でアメリカ株をはじめとした海外の個別銘柄に投資する環境は整っておらず、手数料も今とは比較にならないほど高い状態でした。

今はマネックス証券がアメリカの証券会社や香港の証券会社を買収して、取引手数料も最低5ドルまで下がりましたし、特定口座にも対応しています。

また、ETFについても日本の株式市場で売買できる数が増えました。

更に、投資信託においても先進国だけでなく新興国市場への投資信託においてもインデックス型をはじめ低コスト化が進んでいます。

このように投資環境はかなり改善してきています。

どうしてもアメリカ株の個別銘柄に投資してみたいという方は少額で取引可能且つ簡単なOne Tap BUYアプリを利用してまずは体験してみるといいと思います。

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